DEEP☆KICK 38 レポート
2018.1.6 sun
〈大会概要〉
『DEEP☆KICK 38』
2019年1月6日(日)泉大津市テクスピア大阪
大阪府泉大津市旭町22-45
OPEN 12:30 / START 14:30
12:45 オープニングファイト
文:スポーツライター 布施綱治
写真:石本文子 (235photo)
DEEP☆KICK新春第1戦となる『DEEP☆KICK38』(1月6日・テクスピア大阪)は第1試合から3試合連続KOで決まるなど激闘続出。鮮血で汚れたリングを拭うため、「ただいまリングの清掃中でございます。いましばらくお待ちください」という場内アナウンスに誰もが納得するほど興奮の坩堝と化した大会リポートをお届けする。
いまDEEP☆KICKが面白い!
◆セミファイナル2 雄大VS勇哉
DEEP☆KICK-57 .5 ㎏初代王座決定トーナメント1回戦Aブロックでは雄大VS勇哉が組まれた。雄大はJ-NETWORKフェザー級でランキング入りしている童顔のスナイパー。対する勇哉はやる気満々の18歳で、セコンドには出稽古で手を合わせることが多い魁塾の憂也も就いた。
1Rから両者ともスピーディーな攻防を見せる中、雄大はワンツーで先制のダウンを奪う。その後も左のリードパンチで機先を制しながら、右フックやテンカオをぶち込む。対する勇哉も右のアッパーやフックで試合の流れを変えようとするが、そこまでには至らない。続く2R、勇哉は右クロスで雄大の表情を変え、試合の流れを奪い返す。そして3R、必死に追い上げる勇哉に対して雄大も応え乱打戦に。終わってみれば、雄大が3-0で判定勝ちを収めたが、スコア以上の激闘だった。雄大は勝因に一発の破壊力の差をあげた。「体は僕の方が大きかった。あとはスタミナの差ですかね」
準決勝では周囲が優勝候補筆頭にあげる宮崎就斗と対戦するが、雄大に臆するところはない。「強い相手だけど、勝ったらRISEに呼んでもらえる。おいしいですよ」
ビッグアップセットを起こせるか。
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